みなさん。ごきげんいかがでしょうか?
「酒は一滴も飲めませんが、毛穴で飲んでいる女」こと岡元タミです。
今回は、「横笛」が主力商品の伊東酒造です。
伊東酒造(いとうしゅぞう)
所在地 | 〒392-0004 長野県諏訪市諏訪2丁目3−6 |
アクセス | JR中央本線 上諏訪駅より徒歩約10分 |
直営店営業時間 | 平日 8:30〜17:00 土日祝 10:00〜17:00(12/31・1/1〜1/3休) |
電話番号 | 0266-52-0108 |
ホームページ | https://www.yokobue.co.jp/ |
オンラインショップ | https://www.yokobue.co.jp/category/25/ |
諏訪五蔵の共通の情報はこちら
「横笛」の文字が好き
伊東酒造は酒ぬのや本金酒造のお向かいにあります。
伊東酒造は1958年創業の酒蔵です。100年超の歴史がある酒蔵が多い中、比較的若い酒蔵になります。諏訪五蔵の存在を知って、調べていくうちに心を奪われたのは、「横笛」の文字です。
ひらがなではなく、漢字の「横笛」の文字が好きなんです。私には横溝正史原作映画「金田一耕助シリーズ」のタイトル文字に似ているように見えるからです。子供の頃から金田一耕助シリーズが好きで、映画ロケ地や横溝正史先生ゆかりの場所を訪問するのが趣味になっているほどです。ちなみに諏訪は、「犬神家の一族」の犬神の湖の辺りにあるお屋敷がある架空の場所「那須市」のモデルは諏訪で、湖は諏訪湖がモデルとされています。そして、犬神家の一族のモデルも諏訪で財を成した片倉家と言われています。そんな片倉家が諏訪湖畔に洋館のホテルを経営してします。その名は「からくらシルクホテル」です。泊まりたいけど、私にとって宿泊料金が決してかわいいお値段ではないので考えてしまうのですが、ホームページで客室を見たら
泊まりたい!
と思ってしまいます。温泉付きですよ。
念の為
勘違いされることはないと思いますが、片倉家は犬神家のモデルですが、決して物語のようなおどろ恐ろしいことはしていません。
隣に美術館
伊東酒造の隣に「伊東近代美術館」があります。こちらは伊東酒造創業者である伊東充氏のコレクション約330点を展示しています。
伊東近代美術館(いとうきんだいびじゅつかん)
開館時間 | 10:00〜16:00 |
開館日 | 木・金・土・日(臨時休館有) |
入館料 | 800円 |
大正時代の古民家や味噌蔵をそのまま生かしながら改装して美術館にしているので、天井が低いというデメリットがありますが、当時の雰囲気を味わうことができます。所蔵作品は、伊東氏が親交のあった日本画家・伊東深水先生、100歳超えても創作し続けた彫刻家・平櫛田中(ひらくしでんちゅう)先生の作品などがあります。
購入したお酒
純米酒 横笛
伊東酒造を代表する横笛シリーズから購入。
「横笛」名前の由来
『平家物語』の登場人物である建礼門院の雑仕女、横笛の悲恋物語を耳にした信仰心深かった初代当主が「横笛」の名を後世に残すと同時に末長く菩提を弔うことも含め、『大銘酒 横笛』と命名し醸造することとなった。
Wikipediaより
「横笛」は女性の名前なんですよね。「横笛の悲恋物語」はどういった内容なのか簡単にサクッと書こうと思ったのですが、私の文章力では短く要約することができず、あまりにも長くなったので、「酒雑記」に移動しました。平家物語横笛が気になる方はお手数ですが、こちらへどうぞ。
ラベルの梅の絵は、創業者と親交のある日本画家・伊東深水が蔵元のため描いた絵です。「紅梅の図」というそうです。伊東深水先生は美人画が有名で、娘さんは亡くなられてしまいましたが、女優の朝丘雪路さんです。なぜ美人画ではなくて紅梅の絵なのかは平家物語・横笛を読めばわかります。
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