みなさん。ご機嫌いかがでしょうか。
「酒は一滴も飲めませんが、毛穴で飲んでいる女」こと岡元タミです。
今回はモンドセレクション常連の田端酒造の酒蔵レポートです。
田端酒造(たばたしゅぞう)
所在地 | 〒640-8324 和歌山県和歌山市吹屋町5丁目13-1 |
アクセス | 和歌山電鐵貴志川線 田中口(たなかぐち)駅より徒歩約4分 |
営業時間 | 8:30〜17:30(土日休) |
電話番号 | 073-424-7121 |
ホームページ | https://www.rashomon-kuramoto.co.jp/ |
オンラインショップ | https://tabata-br.jp/ |
迷路の城下町
和歌山市にある酒蔵です。
和歌山市は城下町だからなのかそれとも都会なのかとても道がわかりづらい。
細い道が多くてグネグネしています。
車でお越しの際にはコインパーキングのご利用をお勧めします。
私はコンビニの駐車場兼コインパーキングを利用しました。
とにかくめちゃくちゃ迷いました。ナビ通りに行くと会社の真裏に案内されるので注意が必要です。
門の向こうに工場が…
「これは九重雑賀パターンか…(お酒は)買えないかな…」と思っていたら…事務所を案内する看板があってホッとしました。堂々と敷地内に入ることができます。
事務所は門をくぐってすぐ左側の階段を上がって2階にあります。
意外と段数があるのと、まるで夏を思わせる太陽の照りつけで体力を奪われてしまい、
事務所の方に声をかける時、声も絶え絶え瀕死の状態だったみたいです。
しれっとスマートに声で挨拶したつもりが、助けを呼ぶみたいな声を出していたようで
事務所にお二人いらっしゃったのですが、とてもびっくりしていました。申し訳ないことをしました。
お一人はお年を召した方で、もしかしたら社長さんだったかもしれません。足を悪くされていたのか
片方引きずるような歩き方をしていました。
もうお一人は制服を着ていたので事務員さんだったのかな?と思います。
購入したお酒
「ここでお酒は購入できますか?」
と訊くとOKで、自社パンプレットを持ってきてもらい注文をするスタイルでした。
純米酒が欲しかったので、純米酒を探していたのですが、どんなに目を凝らしてみても
見つからない。買うならこれかな?というものは見つかったけど金のパッケージで素敵なお値段。
「せっかくここまで来たのだから…」と思い、こちらを注文しました。
羅生門 龍壽(らしょうもん りゅうじゅ) 純米大吟醸
モンドセレクション最高金賞34年連続受賞しています。
こちらは2021年に受賞した審査員賞の盾です。
通された応接間にはモンドセレクションの関連のものが溢れています。
モンドセレクション
食品、飲料、化粧品、ダイエット、健康食品、水道水まで幅広い商品の技術的水準を審査するベルギーにある民間企業である。また、与えられるラベルの事。参加費用を支払い、評論家の審査を受け、モンドセレクションよりラベルが与えられる。1961年にベルギー経済省やECの支援を受け、ブリュッセル郊外に設立された。
Wikipediaより
このお酒どうして「羅生門」という名がついたのでしょうか?
みなさんは映画「羅生門」ってご存じでしょうか?
「世界のクロサワ」のこと黒澤明が監督した映画で、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得し、
世界に日本映画の存在を知らしめた作品です。
当時の社長が、私たちの商品も世界に羽ばたけるようにあやかって「羅生門」と根付けたとお聞きしました。
毎年モンドセレクションに挑戦してしているのはその理由があるかもしれませんね。
羅生門(1950年の映画)
監督は黒澤明で、三船敏郎、京マチ子、森雅之などが出演。 芥川龍之介の短編小説『藪の中』を原作とし、タイトルや設定などは同じく芥川の短編小説『羅生門』が元になっている。 平安時代を舞台に、ある武士の殺害事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及しているが、ラストで人間信頼のメッセージを訴えた。
Wikipediaより
汗だくで呆然としている私をみて、綾鷹を頂きました。家に帰ってからありがたくいただきました。
田端酒造のみなさまありがとうございました。
注文時は、純米酒は羅生門しか目に入らなかったのですが、
家に帰ってから改めてパンフレットをみるとお求めやすい価格の純米酒もありました。
疲れていたらどうも視野が狭くなるみたいです。
わかっていただけるかわかりませんが当時の日差しです。このようなピーカンの中30分以上歩き回りました。酒蔵めぐりは体力勝負です。
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