みなさん。ごきげんいかがでしょうか。
「酒は一滴も飲めませんが、毛穴で飲んでいる女」こと岡元タミです。
今回は、日本酒と奈良漬の二刀流の太田酒造のリポートです。
太田酒造(おおたしゅぞう)
所在地 | 〒636-0152 奈良県生駒郡斑鳩町龍田3丁目3−5 |
アクセス | JR大和路線・JR和歌山線・近畿日本鉄道生駒線 王寺駅より徒歩約35分 近畿日本鉄道田原本線 新王寺駅より徒歩約35分 奈良交通バス63系統 斑鳩交番前バス停より徒歩約15分 |
直営店営業時間 | 8:00〜18:00 |
電話番号 | 0745-75-2015 |
ホームページ | http://otashouten.com/ |
オンラインショップ | なし |
※ホームページを見ると「太田酒造」と「太田商店」と2種類記載していますが、ここでは「太田酒造」で記載します。
転んだら猫になる?猫坂
「転んだら猫になる」という由来のある「猫坂」を登ると太田酒造があります。「慎重に坂道を上り下りしなさいよ。」というよりも「転んだら猫になるよ。」と言った方が子供は慎重に坂道を注意して歩くことでしょう。「じゃあ、どんな坂なの?」と思いますよね?
こちらです。
横断歩道からが猫坂です。急といえば急ですかね…??昔は急勾配だったかもしれません。奥の家屋まで?その先まで?坂の終点がわかりません。この猫坂。もうひとつ由来があって「大八車を引く人の姿がまるで猫に見えたから」という説もあるそうです。「諸説あり。」ですね。
お店の道路を挟んで向こう側に駐車場があります。「太田酒造駐車場」とどこにも書いていないのですが、太田酒造の看板やのぼりがあるので多分そこが駐車場だと思います。「るるぶweb」の情報だと5台分の駐車場らしいのですが、5台以上駐車できるスペースです。周りに呉服屋さんや理髪店があるので合同の駐車場かもしれません。
ここでしか購入できない商品 銘柄は「初時雨」
1869年に創業した太田酒造。
長年使用しているのであろう看板がお出迎えしてくれます。
これはお品書きでしょか。「初時雨」と「奈良漬」の2種類で太田酒造は勝負しています。ホームページを見ると奈良漬の商品名も「初時雨」のようです。太田酒造は潔いこだわりを持っていて
「どの小売店に卸してない。」
ということです。「うちを目指して来てくれた方々にだけで売っていこう。」というスタンスはなかなかできないです。決して「最寄駅に近い」などの行くのに便利な立地にあるわけではありません。でも、これで今まで経営しているということは味に惚れ込んでいる「リピーター」が多いということです。「一度うちの味をわかってくれたらきっとまた来てくれる。」という思いからだと思われるので、それだけ味に自信があるということでしょう。
ただ私が気になるのがホームページを奈良漬がウエイトを占めているということです。お酒より奈良漬が一番手であることは間違いありません。だって商品紹介の一番手が奈良漬ですから。創業当時は看板を見る限りお酒が一番手だったことは間違いないのですが、どこからか逆転されたようです
「日本酒製造の副産物で奈良漬を作っていた」のが「奈良漬を作るために日本酒を造る」ということになっているらしいです。黒砂糖を使っているので真っ黒で度肝を抜かれますが、辛めがお好きな方は合うと思います。珍しいと思うのがたけのこと生姜があることです。詰め合わせで販売しています。
購入したお酒
純米酒 初時雨
購入したその場で気付けばよかったのですが、このお酒、大阪の井坂酒造場が造っています。上の写真で初時雨の横に「製造元 井坂酒造」のスタンプがあります。今まで他の酒蔵に自分のブランドのお酒を造っている酒蔵に出会ったことがないのでどういう経緯でそうなったのか聞けませんでした。太田酒造が特別ではないと思いますので、今度お酒を購入する際には製造元が同一がどうかを確認して、経緯を聞いてみたいと思います。
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