本記事の前に
手作り化粧品の注意点と私が日本酒抽出液にたどり着いた経緯や抽出液の作り方の記事はこちらです。
これまでに
ゆずの種、枇杷の葉、スギナ、月桃、飲むきれないハーブティーを
日本酒抽出液にしてきました。
感想は
茶色ばっかり
抽出液の色が揃いも揃って日本酒を茶系の色で染まっていきました。
別に良いんだけど、良いんだけど…
そろそろ別の色も作ってみたい!
これが本音。
これまで思いつきだとか、行き当たりばったりの抽出液の材料選びですが、ここにきてやっと購入前に方向を見定めて選ぶことにしました。
茶系以外の色を出すためにどうしたら良いものか?
まず考えたのは
「緑の葉っぱを対象外。」です。
みなさんは緑茶をそのまま放っておいて緑色から茶色になった経験はありませんか?
それは緑茶に含まれる緑色の物質「クロロフィル」が酸素に結びついて、最終的には「フェオフィチン」などの物質に変化するからだそうで
今回は、「葉」ではなく「花」に注目することにしました。
そこで選んだのが「バラフライピー」。
「映えるお茶」として有名なバタフライピー。青や紫の色がでます。
バタフライピーとは、東南アジアやインドなど熱い地域が原産のマメ科の植物で、青い花が蝶々の形なのでバタフライピーと呼ばれ、日本では「蝶豆(ちょうまめ)」と呼ばれています。
なぜ青い色をしているのか?
それは「アントシアニン」が豊富だから。
アントシアニンは植物が有害な紫外線から自らを守るために蓄えられる青紫色の天然色素です。
バラフライピーの他にもブルーベリー、ナス、紫いもなどにも豊富にアントシアニンが含まれており、食べると、眼精疲労によく目のサプリメントによく使用されています。
抗酸化作用もあって肌の老化現象を抑える効果が期待できます。具体的には紫外線から肌を守ったり、シミの原因であるメラニンを抑制してくれます。
ネットで調べてみると化粧品の材料にも使用されているみたいなので安心して抽出液を作ることができます。
今回は花びらだけでなくガク付きのものを使用しました。
お酒を注いですぐに掬ってみたらこんなにも綺麗な色がつきました。
このまま変色せずに綺麗な色のままエキスを出していただきたいです。
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