迷ったら「こちら」〜KURAND(クランド) 酒ガチャ

KURANDは、クラフト酒のお店です。

クラフト酒とは?

クランドでは、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルをクラフト酒(くらふとしゅ)と呼んでいます。小規模だからこそ、全国の酒蔵との一期一会の出会いがあり、新しいお酒造りへの挑戦と、こだわりを追求した手仕事を届けることができるとクランドは考えています。

KURANDより

KURANDで紹介されているお酒は全てKURANDだけで購入できる商品です。

KURANDのホームページをご覧ください。

市場で売られているお酒は1本もありません。

お酒初心者の方にも門戸を広くしており、「お酒の色で選ぶ」というコーナーがあります。

「好きな色でお酒を選んでもらおう。」という試みです。なかなかこのジャンルはないと思います。

後に私が購入したお酒を紹介させていただきますが、ラベルが一味違います。見てても飽きません。「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」する方もいるようです。

お酒を買いたい!でも自分では選べない。という方は「酒ガチャ」というものがあります。

当初KURANDはお酒・おつまみ・冊子のセットのサブスクを主軸にしていました。

いつの間にかサブスクが消え、酒ガチャが主軸商品となりました。

消費者はサブスクよりも酒ガチャの方を求めたということになります。

酒ガチャとは、KURANDがランダムでチョイスしたものを詰め込んだセット商品で、単品で買うよりも絶対お得に買える商品です。

今回は私が購入した酒ガチャ(2021年の酒ガチャ福袋梅コース)の中身を紹介します。

酒ガチャ2021福袋梅コースの中身

新潟 長谷川酒造 ながおかのほし

出典:KURAND

ながおかのほしは新潟県長岡市にある「長谷川酒造」が醸造したお酒です。

長岡といえば花火。花火に必要なものは澄んだ夜空。長岡の夜空にはいつでも星が輝いている。

長岡市民が大切にしている夜空をイメージにラベルのデザインをしたそうです。

長谷川酒造の次期当主である蔵元の長女である長谷川祐子さんがこだわった女性のために食中酒です。

「長岡を照らし、長岡と共に歩んでいく」強い決意を込めたそうです。

兵庫 富久錦 TEHAJIME

しゅってん:KURAND

TEHAJIMEは兵庫県加西市の「富久錦」が醸造したお酒です。

TEHAJIMEは「手始め」のことで、手始めとは、「物事にとりかかる第一歩」のことです。

日本酒の第一歩はこのお酒であって欲しいとの思いを込めてこの名前にしたそうです。

アルコール度数が8%と日本酒としてはものすごく低いです。(私が購入した日本酒の中では15%〜18%の間が多いです。)

日本酒の世界に入るきっかけにTEHAJIMEはいかがですか。

福島 豊國酒造 早乙女会津(正月限定酒)

出典:KURAND

早乙女会津は福島県坂下町(ばんげまち)の「豊國酒造」が醸造しているお酒です。

上の写真は「通常版」で私に送られてきたのは「正月限定版」です。

ラベルのイラストなど見た目も違いますが味に関する「通常版」と「正月限定版」の違いはこちらです。

通常版正月限定版
種類純米吟醸純米大吟醸
金箔なしあり

「早乙女」は一般的には田植えをする若い女性のことを言います。

豊國酒造のある福島県坂下町では、毎年七夕の7月7日に「御田植祭」が行われ、町内5カ所で豊作を願って行われる伝統芸能の「早乙女踊り」を上のイラストのようなコスチュームで早乙女踊り保存会の方と会津農林高等学校の早乙女踊りクラブに方が披露してくださいます。

味は甘口になっております。

長野 舞姫 八王子純米物語

出典:KURAND

八王子純米物語は長野県諏訪五蔵のひとつである「舞姫」が醸造したお酒です。

舞姫の酒蔵は過去に訪問済でその頃にはこのような試みをしていることを全く知りませんでした。

東京・八王子はかつて20軒ほど酒蔵がありました。

時代の流れなのか段々と減っていき、2012年には最後の1軒が歴史に幕を閉じました。

「八王子の酒蔵の歴史をこのまま途絶えていいのか?日本酒で八王子を盛り上げよう!」と八王子の酒蔵の復活を図るため、

2014年に「八王子の米で、八王子の酒蔵で」という理念のもと八王子酒造りプロジェクト「はちぷろ」が発足しました。

まず手始めに、お米作りから着手して

今では

八王子の農家と契約して酒米(美山錦・五百万石など)や八王子高月清流米(キヌヒカリ)を栽培してもらい、最初はその米を使用してお酒を長野諏訪の舞姫に持っていき醸造していました。

「オール八王子で酒造りを!」の思いから、時を経てついに

2023年6月に東京で10番目の日本酒醸造所である「東京八王子酒造」が誕生することができました。

八王子純米物語はKURANDのみの販売になりますが、他に「高尾の天狗」という銘柄があります。

ラベルの文字は髙尾山薬王院第32世大山隆玄貫首の揮毫によるもので、天狗のイラスト・団 扇は薬王院の了解のもと飾られている実物を使用しているそうです。

八王子は多くの登山客・観光客が訪れる人気のスポット「高尾山」があります。高尾山は天狗が有名です。

高尾山の天狗は、高尾山薬王院のご本尊である飯縄大権現の守護役であるとともに開運や魔除けのご利益をもたらすといわれています。

一説には高尾山に修行している山伏の姿が天狗に見えたと言われています。

令和の時代に日本酒醸造所を作った「はちぷろ」。

発足した理念は叶いました。これからのはちぷろが楽しみです。

愛媛 千代の亀酒造 SHINKA 瀬戸内ポワール

出典:KURAND

SHINKA 瀬戸内ポワールは愛媛県内子町にある「千代の亀酒造」が醸造したお酒です。

ポワールとは洋梨のことです。だからといってこのお酒に洋梨が入っているわけではありません。

愛媛県で開発した酵母・愛媛酵母「EK-7」を使用することによって洋梨を感じることのできるお酒になったそうです。

華やかでフルーティでほんのり甘くスッキリとする味わいのお酒というところでしょうか。

よく「肉料理に合います。」とか「和食に合います。」とかよく目にするのですが

KURANDでのおすすめのペアリングはなんと「スナック菓子」でした。

今までみたのことのペアリングです。

徳島 本家松浦酒造場 泡とすだち あわす

出典:KURAND

泡とすだち あわすは徳島県鳴門市にある「本家松浦酒造」が造っている果実酒です。

泡とすだちというネーミングから予想がつくと思いますが、炭酸入りの徳島県の特産品・すだちのお酒です。

送られてきたのが瓶入りではなく、缶入りの気軽に飲めるタイプのものでした。

私は一滴もお酒を飲めないので、こちらの商品をはじめこのブログに記載しているお酒は一滴も飲んでいません。

当時、購入したお酒はそのまま加工せずに化粧水として使用していたのですが、この商品は化粧水には向かないと判断し、母親に差し上げました。

現在の商品説明と当時の商品説明で明らかになくなっている文言がありました。

この商品は「あるモデルの方のプロデュース商品」という文言がなくなっていました。どういう理由でそうなったのかわかりませんが、KURANDでは入荷待ちの商品になっています。人気が高いお酒になっているようです。

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この記事を書いた人

お酒が一滴も飲めないのに酒蔵めぐりをし、お酒を購入するのが趣味な人。「口で飲めないなら毛穴で飲んでやれ!」とお酒を材料にした化粧品を作成して日々消費する生活を送っています。

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