私は「日本酒を化粧品がわりに使用している」ということは周りにあまり話していません。
普段と違うことに使用することにアレルギーを持つ人が少なからずいらっしゃいます。
ある日こんなことがありました。
私が「化粧品がわりに日本酒を直接そのままつけている。」と話すと
「キモい。」と言われました。
それだけではなく
「みんな聞いて!こいつ変なことしてる!キモ〜」と大体的に宣伝までしくれました。
この後のことはここでは記載しませんが、
私は笑って対応していました。
「ああ、こういう風になるんだな。」と勉強させていただきました。
でも、言わなくてはいけない状況に置かれる場合があります。
自宅に親族が遊びに来た時です。
「どうして洗面所に日本酒があるの?」と訊かれました。
洗面所に日本酒があることが私にとっては日常でも他の人には非日常だということにすっかり忘れていました。
誤魔化す術がわからなかったので素直に日本酒を化粧品がわりにしていると話しました。
「ああ。そうなんだ。」
可とも不可とも言えない返答されて以降そのことには触れずに帰って行きました。
後日、その親族から「静岡お酒セット」が届きました。
ありがたいことです。
いただいた静岡のお酒をご紹介します。
富士錦酒造 富士錦
富士宮市の富士錦酒造からは富士錦シリーズの
しぼりたて原酒 富士錦 富士山湧水仕込
純米酒 富士錦 富士山湧水仕込
純米生貯蔵酒 富士錦 富士山湧水仕込
の3本です。
静岡県富士宮市は日本を代表する山富士山のお膝元の自治体です。
富士錦酒造は富士山の湧水を仕込水に使用しています。
花の舞酒造 純米吟醸 花の舞
浜松市の花の舞酒造はこのような華やかな純米吟醸のお酒でした。
「花の舞」というネーミングからして女子ウケしそうな酒蔵です。
ラベルが花で溢れています。
「花の舞」は天竜川水系に伝わる五穀豊穣の奉納踊りのことで、「花」は「稲の花」のことだそうです。
稲の花って見たことないな。と思って調べてみましたら
8月上旬からお盆にかけて午前中の1〜2時間しか開花することがない貴重な花だということがわかりました。
花はとても小さく、わかりにくいので見ることができましたら写真を撮った方がいいかもしれません。
君盃酒造 特別本醸造 木枯の森
静岡市にあった君盃(くんぱい)酒造は廃業している酒蔵です。
2010年から父と息子・親子2人で酒造りしていたのですが残念です。
「木枯の森」とは?
静岡市にある藁科川の河川敷にある中洲にある場所のことです。
長さ100m・高さ10mの小さな丘でまるで森のようになっている。
中洲なので、周りを川で囲われており、そこに入るための橋がないため簡単に入ることのできない場所になっている。
平安時代中期に活躍した清少納言の随筆「枕草子」の「森は」の段がこの地だとされています。
浜松酒造 純米酒 出世城
浜松市にある浜松酒造の出世城。
出世城とは「浜松城」のことです。
浜松城は15世紀ごろに築城しました。当時は、曳馬城(ひくまじょう)と呼ばれていました。
時は流れ1570年に徳川家康が入城した時に「浜松城」と改名しました。
徳川家康が入城してから浜松城にゆかりのある人物が次々と出世していく縁起がいい城として別名「出世城」と呼ばれるようになりました。
出世城は祝の席に欠かせないお酒となりました。
三和酒造 純米吟醸 臥龍梅
静岡市にある三和酒造の臥龍梅(がりゅうばい)です。
「臥龍梅」とは?
「臥龍」とは地にひそみ隠れている龍の意味で、志をのばす機会を得ず民間に隠れていた英雄、諸葛孔明
の例え。三和酒造近隣の禅寺には徳川家康が植えたと伝えられる「臥龍梅」があり、後に天下人となる家康にも臥龍の時代があった。臥龍の故事に習い、やがては天下の美酒と謳われることを願って「臥龍梅」と命名した。
Wikipediaより
静岡は徳川家康に関係するお酒が多いですね。
昔から祝い事、豊作など気分が上がる時に飲むのがお酒なのだということがわかります。これからも嬉しいことがあるところに日本酒があって欲しいと思います。
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